ホーム【歯科医師国家試験/2024】国試まで残り1か月!試験攻略法

【歯科医師国家試験/2024】国試まで残り1か月!試験攻略法

歯科医師国家試験まで残り1か月となりましたね。
歯科医師国家試験は、毎年1月末の週末2日間で行われます。

【歯科医師国家試験/2024】国試まで残り1か月!試験攻略法

令和6年度第117回歯科医師国家試験は、令和6年の1月27日(土)、28日(日)の2日間です。
合格発表は令和6年3月15日(金)午後2時です。

すべてマークシート方式で実技試験はありません。

昨年(第116回)の合格率は全体で63.5%、そのうち新卒の合格率は77.3%、既卒の合格率は42.2%でした。

現役生のみなさんは卒業試験と国家試験の両方の対策で疲れてきていることと思います。

今回は、日々の勉強でお疲れのみなさんのために、読むだけで最終確認が出来るようにまとめました。

1.歯科医師国家試験/直前の勉強について

過去問はすでに解き終えている人も多いと思います。

ですが、過去問を解いてみて、間違えた箇所はなぜ間違えたのか?を把握することを繰り返すとよいでしょう。(ケアレスミス、暗記の不十分さ、解き方の理解の不十分さ)

出題内容はブループリント(厚生労働省HP)に出題基準、出題範囲が明確に提示されています。

近年は歯科医師の増加による歯科医師の質の低下が懸念され、暗記だけでは解けない問題が多く出題される傾向にあります。

臨床判断能力を問われる出題が多いため、偶然の正解に頼った点数では正答率にばらつきが出てしまいます。

問題を間違えた理由を言語化し、整理し、一つずつ解決することを繰り返していきましょう。

不安な気持ちから新しい問題集に手をつけたくなることもあると思います。
しかし、新しい問題集を一からやるということは取り組む範囲が広がってしまうということです。

今まで行ってきた勉強が完璧に理解出来ている場合はよいですが、そうでない場合は今まで取り組んできた問題集や参考書のどこが出来ていてどこが出来ていないのか?

事前に把握してあると思うので、出来ていない箇所を一つでも出来るようにしましょう。

2.国家試験当日の持ち物確認

  • 鉛筆(HB)
  • 消しゴム
  • ボールペン
  • 受験票
  • 腕時計(試験中はスマホでの時間確認はNG)
  • 昼食(ゴミ袋も)
  • 飲み物

2-1国家試験当日、あると更に安心する持ち物

  • ハンカチ
  • ティッシュ
  • 目薬
  • 参考書
  • おやつ(簡単に糖分が補給出来るもの)
  • 温度調節が出来る上着
  • 常備薬(鎮痛薬など)

暑さ寒さ、空腹、目の渇き、ストレスや緊張からくる頭痛などなど…
ちょっとした不快感も大きく集中力をそぎます。集中して試験に取り組めるように準備をするようにしましょう。

人間は1日に決断出来る回数が決まっています。
不安だからと言って試験直前まで知識を詰め込もうとすると脳が疲労してしまいパフォーマンスが低下する可能性があります。

まとめノートやお気に入りの参考書程度はお守りに持っていくのがよいですが、必要以上に増やさなくてよいと思います。

また、昼食を買う店が近くにない場合もありますし、混雑していて慌てる可能性もあるのでお弁当を持参する方がよいです。

最近はスマホで時刻を確認する人が多く、腕時計をする習慣がない人も多いので、試験当日忘れないように注意しましょう。電池も確認しておきましょう!

3.当日の国家試験会場の下見

会場の建物だけではなく、階や教室も確認しておくとよいでしょう。
交通手段や時刻も忘れずに確認しましょう!

4.歯科医師国家試験/直前期の過ごし方

4-1国試前に生活リズムを徐々に整える!

朝型の人、夜型の人、それぞれのライフスタイルで今まで勉強に取り組んできたかと思います。
しかし、試験は全員同じ時刻での実施です。試験時間に頭が一番働くようにするためには少し長い時間をかけて生活リズムを整えていかなくてはなりません。

午前中は寝ていて朝方まで勉強するスタイルを続けてきた人がほんの数日で午前中に頭が働くようにはなりません。
時間をかけて少しずつ試験時間をベストコンディションに持っていけるようにしましょう!

4-2食事と睡眠をしっかりとる

当たり前のことのようですが、食事と睡眠は本当に大切です。

栄養と睡眠は脳のパフォーマンスと体調管理に大きく影響します。
勉強の時間を惜しむあまりに睡眠時間を削り、食事を適当に済ませるということは絶対にやめましょう。

トータルの睡眠時間の確保と、試験時刻に最も頭が働くような起床時間を意識しましょう。

人間は起床後、3~4時間後が最も頭が働くと言われています。
試験開始時刻から逆算して起床時刻を決め、残りの期間で体を慣らしていきましょう。

朝食に脳のエネルギーとなるブドウ糖を摂取することが大切です。
パン食、特に菓子パンは急激に血糖を上昇させその分急激に下降するため、試験中に眠気を生じたり、集中力が途切れる可能性が高いです。

ごはんの方が血糖値の上昇、下降がゆるやかなので朝食にはごはんを食べるのが望ましいと言えます。
この場合も当日朝だけ変更するのではなく、今の時期から慣らしておいた方がよいです。

当日朝に普段と違う物を食べて体に合わなかったりすると困るからです。

また、はじめにも書いたように人間は1日に物事を判断出来る回数が決まっています。
朝食に何を食べようか毎朝考えることでも1日の貴重な判断回数を使ってしまうので、朝食はある程度固定するのもよいかもしれません。

カフェインも頭がすっきりするのでおすすめです!
普段からコーヒーを飲む習慣がある人は実感済みかもしれませんが、コーヒーが苦手な人はレッドブルなどのエナジードリンクにも含まれているので飲んでから試験に挑むのもよいかもしれません。

大量のカフェインが含まれているため長期的な摂取には注意が必要ですが、即効性が期待できるので合う人にはお勧めできます。
※ただし眠れなくなってしまうので、夜に飲むのはやめておきましょう。

5.歯科医師国家試験/前日の過ごし方

徹夜は厳禁です!たった1日の徹夜でも睡眠不足はパフォーマンスを大きく低下させます。
前日はリラックスして早めに眠るようにしましょう。

もしも眠れない場合は、横になって目を閉じて体を休めるだけでもよいです。
頭と体をとにかく休ませるように努めましょう。

まとめ

歯科医師国家試験の合格率は決して高いとは言えず難しい試験です。

ですが、前日までにゆとりを持ってやるべきことを把握しておくことで試験に集中出来ると思います。
国家試験まで残りわずか、体調管理を第一に、充実した毎日を過ごして合格を手にしてください。

©2023 excelenciaclinica.net, All Rights Reserved.