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【2024年最新】救急救命士国家試験の合格ラインと過去問題の傾向 を解説!

今回は救急救命士国家試験の合格ライン、そして過去問題との傾向についてわかりやすく解説します。

【2024年最新】救急救命士国家試験の合格ラインと過去問題の傾向 を解説!

人々の暮らしや命を守る救急救命士。
そんな救急救命士の資格を取得するには、 国家試験に合格しなければなりません。

救急救命士国家試験に合格するために、合格ラインや過去問題との傾向について知りたい方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回は救急救命士国家試験の合格ライン、そして過去問題との傾向についてわかりやすく解説します。

国家資格の救急救命士とは ?

救急救命士とは、急病人やけが人が発生した際に救急救命処置を行える国家資格名であり、有資格者を指す名称です。

【救命救急士】と間違われることがありますが、正しくは【救急救命士】という名称です。

救急救命士は公務員である消防士の一種で、傷病人の発生現場から医療機関に搬送されるまでに必要な救急救命処置を行い、傷病人の病院前救護(プレホスピタルケア)を担います。

救急救命士になるには?

救急救命士になるには、救急救命士国家試験と消防官採用試験の2つの試験に合格しなければなりません。

救急救命士になる方法として2つのルートがあるので、それぞれのルートについて紹介します。

①消防官として採用されてから救急救命士国家試験に合格する

1つ目のルートは、消防官として働きながら救急救命士国家試験の受験資格を得て、国家試験合格を目指す方法です。

消防官として救急救命士国家試験の受験資格を得るには、以下のいずれかを満たす必要があります。

  • (1)消防官として5年以上の救急業務を経験後、養成所で講習を6ヶ月以上受ける
  • (2)消防官として2000時間以上の救急業務を経験後、養成所で講習を6ヶ月以上受ける

消防官として働く中で「救急医療に携わりたい」と感じた場合は、①のルートが合っているでしょう。

②救急救命士国家試験に合格してから消防官として採用される

2つ目のルートは、救急救命士の養成課程がある大学や専門学校で課程を修了し、救急救命士国家試験に合格後、消防官採用試験に合格する方法です。

「救急救命士の国家資格を取得する」と強く心に決めている場合、②のルートが合っているでしょう。

救急救命士国家試験の合格ラインは?

救急救命士国家試験の合格基準と出題基準について、試験実施機関である一般社団法人日本救急医療財団のホームページにて公表されている資料やデータをもとに解説します。

合格基準や出題基準を把握すると合格への道筋がより具体的に描けるため、しっかりと確認していきましょう。

救急救命士国家試験の合格基準は?

“一般問題を1問1点、状況設定問題を1問2.5点としたとき、(1)、(2)のすべての合格基準を満たした者を合格とします。

(1)必修問題 44.0点以上(満点:55.0点)

(2)通常問題 132.0点以上(満点:220.0点) ”

引用:一般財団法人日本救急医療財団

試験問題の出題数ですが、必修問題は計40問(一般問題30問+状況設定問題10問)、通常問題は計160問(一般問題120問+状況設定問題40問)です。

2024年第47回救急救命士国家試験の出題基準は?

024年3月実施の第47回救急救命士国家試験から適用される出題基準については、令和5年度版救急救命士国家試験出題基準として、一般社団法人日本救急医療財団のホームページにて公表されています。

救急救命士国家試験の出題基準は年々変化していく可能性があるため、必ず最新の出題基準を確認しましょう。

第47回救急救命士国家試験と過去問題の傾向は?

救急救命士国家試験では、過去問題や出題基準などから出題傾向の分析が可能です。
出題されやすい分野から勉強することで、ぐっと合格に近づけるでしょう。

具体的な分析方法ですが、最新3~5年分の過去問題 の出題分野を洗い出し、出題の多い分野をピックアップしましょう。

また、出題基準が追加された場合、近年の状況を鑑みて追加されているため、適用直後の試験にも出題される可能性が高いです。

救急救命士の就職先や将来性は?

救急救命士が救命措置を行える場所は急病人やけが人の発生現場や救急車内と定められていたため、救急救命士の就職先は消防署がメインでした。

しかし、2021年10月に法律が改正されて病院への搬送後も救命処置を行えるようになったことから、現在では救急病院を含む病院に勤務する救急救命士も増加しています。

近年ではチーム医療の重要性が広まっており、チーム医療の一員として救急救命士を募集している病院も少なくありません。

まとめ

救急救命士国家試験の合格ラインと過去問題の傾向について解説しました。

救急救命士は救急現場において迅速な救命処置を行って人々の命を守っているため、非常に重要な役割を果たします。

急病者や、突発的な事故などですぐに処置が必要なケースも多く、救急現場で働くのは大変さと同時にやりがいも感じられる職業の1つです。

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